NY郊外で列車が車と衝突、6人死亡
このニュースをシェア
【2月4日 AFP】(一部更新)米ニューヨーク(New York)市近郊バルハラ(Valhalla)で3日、列車が線路上で乗用車と衝突し、6人が死亡した。ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事が発表した。
クオモ知事は先の記者会見で死者数を7人としていたが、4日の発表では「列車内で死亡した人の数は6人から5人になった。(車の)運転手も死亡した。負傷者は15人で、うち7人が重傷だ」とした。
州知事によると、事故が起きたのは3日午後6時半(日本時間4日午前8時半)ごろ。SUV(スポーツ用多目的車)に列車が衝突し、爆発と火災が発生して先頭車両の乗客らが死亡した。衝撃で給電用の3本目の線路が持ち上がり、列車の車体に突き刺さったという。
列車を運行するメトロノース(Metro North)鉄道は、ハーレム線(Harlem Line)の列車が衝突事故を起こしたことを認めたものの、死傷者数は公表していない。
NBCがニューヨーク市内とその周辺の列車を運行する都市圏交通公社(Metropolitan Transportation Authority、MTA)と乗客らの話として伝えたところによると、当局は同市マンハッタン(Manhattan)のグランド・セントラル・ターミナル(Grand Central Terminal)を出発した同列車に乗り合わせた数百人の救護に当たった。(c)AFP