スーパーボウル観戦の「つまみ」にワニ捕獲、米フロリダで男逮捕
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【2月4日 AFP】米フロリダ(Florida)州で、ワニ5匹を捕獲して殺したとみられる男が警察に逮捕された。男は、ワニの尾を調理し、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦「スーパーボウル(Super Bowl)」の観戦中に食べるつもりだったという。地元メディアが3日報じた。
同州の小さな町デバリー(DeBary)在住のリチャード・ニクシー(Richard Nixie)容疑者(30)は、体長1.5メートルほどの小型のワニを殺した疑いが持たれている。同州魚類・野生生物保存委員会(Florida Fish and Wildlife Conservation Commission)の広報担当者が地元紙オーランド・センチネル(Orlando Sentinel)に説明したところによれば、「害獣駆除の免許を所持している者以外が、州内に生息するワニを所有することは認められていない」。容疑者は保釈金を支払い、公判開始までの保釈が認められた。
米国では国民の祝日ともいえるスーパーボウルの開催日は、多くの人が集まって飲食をしながら試合を観戦する。米テレビNBCによると、1日に行われた第49回スーパーボウルの試合は視聴者数が1億1440万人に上り、米国のテレビ史上最多を記録した。(c)AFP