【2月3日 AFP】米グーグル(Google)は2日夜、同社が配車サービス大手「ウーバー(Uber)」と競合する配車サービスを準備しているとの報道を受けて、これに冷水を浴びせることを狙ったとみられるコメントをツイッター(Twitter)上に投稿した。

 グーグルは公式アカウント「@google」への投稿で「ウーバーとリフト(Lyft)がとても良く機能することは皆さんもわかるでしょう。私たちも、いつも利用しています」と述べている。

 ブルームバーグ(Bloomberg)はこれに先立ち、匿名筋の情報として、グーグルが独自に配車サービス参入の準備を進めており、自動運転車開発と関連したプロジェクトである可能性が高いと報じていた。この報道に関して、グーグルにAFPがコメントを求めたところ、上記のツイッター投稿への言及があった。

 グーグルは、ウーバーが先駆け企業の頃から同社を支援し、傘下のベンチャーキャピタル部門を通じて投資を行ってきた。ウーバーのスマートフォンアプリケーションには、呼び出した車の現在の位置を確認できる機能があるが、これにはグーグル・マップのソフトウエアが組み込まれている。(c)AFP