チャド軍、ボコ・ハラムが掌握のナイジェリア北東部の町を空爆
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【2月1日 AFP】チャド軍は1月31日、ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が掌握しているナイジェリア北東部の町ガンボル(Gamboru)を戦闘機で空爆した。
ガンボルはカメルーンとの国境に近い。匿名を条件に情報を提供した両国の治安当局者によると、同日正午ごろ、戦闘機2機が最初の空爆を行った。
チャドの当局者によれば、その後、周辺の町などにも空爆が行われた。カメルーンの当局者はAFPに対し、空爆の目的は「チャド軍の部隊がガンボルに入るのを可能にすること」だと語った。
空爆による被害の規模や犠牲者に関する詳しい情報は今のところ明らかにされていない。
ボコ・ハラムによる攻撃で直接の被害を被っているカメルーン、チャド、ニジェール、ナイジェリアの4か国は、脅威を封じ込めるため協力を強化することで合意している。(c)AFP