【1月26日 AFP】非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は26日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」からの攻撃を受けていたたシリア北部のトルコ国境に近い要衝アインアルアラブ(Ain al-Arab、クルド名:コバニ、Kobane)から、シリアのクルド人民兵組織、人民防衛部隊(YPG)がISを撃退したと発表した。

 コバニをめぐる戦闘は4か月以上にわたって続いていた。監視団は「(クルドの)人民防衛部隊が、『イスラム国』の戦闘員らを撃退した後、コバニをほぼ完全に支配下に置いた」と述べた。(c)AFP