【1月26日 AFP】第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)準々決勝で敗れたイランが、同試合でイラクが出場資格のない選手を出場させたとする抗議が却下された。チーム関係者が25日、AFPに明かした。

 イラン代表チームのホーシャン・モガッダス(Houshang Moghaddas)団長は、アジア・サッカー連盟(AFC)の規律委員会への抗議が棄却されたと語った。

 モガッダス団長は「棄却された。規律委員会によると、あちらの選手はプレーし続けられるそうだ。イラクは明日(26日)試合をし、われわれは朝に帰路に就く」とコメントした。

 イランは、イラクのアラー・アブドゥルザフラ(Alaa Abdulzehra)が昨年イランのリーグでプレーしていた際に薬物検査にひっかかり、出場資格がないと抗議していた。

 23日に行われたイランとの因縁の対決をPK戦の末に制したイラクは、26日に韓国との準決勝に臨む。(c)AFP