湯川さんの父親、心境を語る「残念な気持ちでいっぱいです」
このニュースをシェア
【1月25日 AFP】(一部更新)イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」に人質に取られていた湯川遥菜(Haruna Yukawa)さんが殺害されたという内容の画像が24日夜、インターネット上に投稿されたことを受け、湯川さんの父親の湯川正一(Shoichi Yukawa)さんが25日午前、千葉市内の自宅で記者団の取材に応じた。
正一さんは、「『本当にとうとう来てしまったんだ』という残念な気持ちでいっぱいだった」「こういう事態に至ったということは、すべてが真っ白というか、言葉が出ず、残念な気持ちでいっぱいです」「うそであればいいなという部分が、非常に心の中では思っておりますけれども」と述べた。
「再会できればですね、思い切り抱きしめてやりたいなと、こう思っております」
また、正一さんは、遥菜さんを助けるためにシリア入りしたとみられる後藤健二(Kenji Goto)さんに対し、何度も謝罪の言葉を口にした。正一さんによると、遥菜さんは後藤さんを兄のように慕っていたという。(c)AFP