リベリアのエボラ出血熱患者5人に、国連発表
このニュースをシェア
【1月25日 AFP】国連エボラ緊急対応ミッション(UN Mission for Ebola Emergency Response、UNMEER)は25日、西アフリカのリベリアにおけるエボラ出血熱の患者は現時点で5人しかいないと発表した。同国でのエボラ出血の流行が終局を迎えつつあることが改めて示された。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)がまとめた統計によると、リベリアで感染が確認された患者は現在5人だが、先週は一時1人にまで減っていたという。
UNMEERのリサ・ホワイト(Lisa White)報道官は「WHOによると、残るエボラ出血熱の患者5人はいずれも感染が確認されています」と述べ、今月20日に発表されたリベリア政府の統計ではエボラ熱感染の疑い例が21人いたが、その中で感染が確認されたのは1人だけだったことも明らかにし、「WHOは患者ゼロを目指してリベリア政府を支援しています。よい傾向を維持するため警戒を続けるべき時です」と述べた。(c)AFP