韓国の朴大統領が新首相を指名、支持率は就任後最低に
このニュースをシェア
【1月23日 AFP】韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領は23日、旅客船セウォル(Sewol)号の沈没事故で引責辞任した鄭ホン原(チョン・ホンウォン、Chung Hong-Won ホンは火へんに共)前首相の後任に、与党・セヌリ党(Saenuri Party)の李完九(イ・ワング、Lee Wan-Koo)院内代表を指名した。韓国大統領府が声明で発表した。
朴大統領は、元側近が国政に介入していたとの疑惑などで支持率低下に悩んでおり、新首相の任命で起死回生を図る構えだ。
今月に入ってから朴大統領の支持率は急落し、22日に発表された最新の支持率は大統領就任以降で最低の34%だった。低迷する韓国経済の立て直しのかじ取りが懸念される。(c)AFP