フェデラー、セッピに敗れ全豪3回戦で姿消す
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【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は23日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が4-6、6-7、6-4、6-7でアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)に敗れ、3回戦で姿を消す波乱があった。
フェデラーとの11度目の対戦で初勝利を挙げた世界ランキング46位、ノーシードのセッピは、4回戦でニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)とマレク・ジャジリ(Malek Jaziri、チュニジア)の勝者と対戦する。
四大大会(グランドスラム)優勝17度のフェデラーと過去10回対戦し、通算でわずか1セットしか取れていなかったセッピにとっては会心の勝利となった。
落ち着いたプレーを披露したセッピは、試合を通じてフェデラーに圧力をかけ続け、三つのブレークを奪うと、最後はバックハンドの強烈なパッシングショットでネットに出たフェデラーの横を抜き、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)での約3時間の戦いに決着をつけた。
セッピが50本のウイナーを記録する中、フェデラーは55本のアンフォーストエラーを犯した。
フェデラーの全豪3回戦敗退は、2001年以来14年ぶりのこととなった。2013年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)では、フェデラーは2回戦敗退に終わっている。
5度目の全豪制覇を目指していたフェデラーだったが、これで2012年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)以来となるグランドスラムのタイトルは、またしてもお預けとなった。(c)AFP