【1月21日 AFP】米グーグル(Google)が、米国で携帯電話サービス事業への参入を計画していると、米メディアが21日伝えた。米携帯電話大手のTモバイル(T-Mobile)やソフトバンク(SoftBank)米子会社のスプリント(Sprint)との提携で既に合意したという。

 実現すれば、米通信業界を大きく揺るがし、値下げや通信スピードの向上などにつながるとみられる。

 グーグルの参入についてはIT情報誌インフォメーション(The Information)が最初に報じ、続いて米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)がこれを裏付ける記事を掲載した。

 WSJが事情に詳しい関係者の話として伝えたところによると、グーグルは参入の計画を1年以上前から進めてきたという。グーグルのサービスは、スプリントとTモバイルそれぞれとの提携条件に基づき、両社の通信ネットワークを利用して展開することになるという。(c)AFP