【1月20日 Relaxnews】アラブ首長国連邦（UAE）のドバイ（Dubai）――きらびやかなこの都市に欠けているのが、低予算旅行者向けのホテルだ。この空白を埋めるべく、ドバイの不動産開発大手エマール・プロパティーズ（Emaar Properties）と大手開発企業のメラース・ホールディングス（Meraas Holding）が低価格帯の新ホテルブランド、「ローブ・ホテルズ（Rove Hotels）」を立ち上げる。

 ローブ・ホテルズが目指すのは、ハイテク機器に精通した若い旅行者向けスマートホテル。1泊が数十万円もするドバイの超高級ホテル「ブルジュ・アル・アラブ（Burj Al Arab）」に宿泊する余裕のない旅行者に宿を提供する。

 チェックインはキオスクでセルフサービスで行うか、eコンシェルジュ・アプリを用いてスマートフォンで行う。26平方メートルの客室には42型テレビとメディアハブが備え付けられている。ホテル内の24時間営業ジム、プール、サンデッキ、コインランドリーも利用可能だ。

 2020年までにドバイ内外にローブブランドホテル10軒を建設する計画で、ドバイ国際空港（Dubai International Airport）から車で20分の場所に第1号の「ローブ・ザアビール（Rove Za’abeel）」が年内にオープンする予定だ。ローブ・ザアビールは14階建てで客室数は420。宿泊料金はまだ公開されていない。(c)Relaxnews/AFPBB News