ボルフスブルク所属の有望株マランダが交通事故で死亡
このニュースをシェア
【1月11日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)は10日、所属するベルギーU-21代表のジュニオール・マランダ(Junior Malanda)が交通事故で死亡したと発表した。20歳だった。
警察によると、マランダが後部座席に座っていた車が制御を失い、道路脇の木に衝突したという。マランダは現場で死亡が確認された。同乗していた2人は命を取り留めている。
マランダはこの日、南アフリカで行われるウインターブレーク中の合宿のため、ハノーバー空港(Hannover Airport)へ向かう途中、ポルタ・ヴェストファーリカ(Porta Westfalica)で事故に遭った。
マランダはボルフスブルク加入前にベルギーのRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)、フランスのリール(Lille OSC)でプレーしていた。U-21代表では15試合に出場し、今季ブンデスリーガでは10試合に出場していた。
エバートン(Everton)に所属するベルギー代表のロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)は、昨年11月にヨーロッパリーグ2014-15(UEFA Europa League 2014-15)で対戦したマランダの死に衝撃を受けている。
インスタグラム(Instagram)でマランダと一緒に写った写真を投稿したルカクは、「愛しているよ兄弟。ジュニオール、なぜだ兄弟。兄弟であり、無二の友人。君がもう居ないなんて信じられない」とつづっている。
また、ベルギーサッカー協会(KBVB)は、大きな才能を失ったと公式ホームページで声明を発表している。(c)AFP