【1月10日 AFP】仏パリ(Paris)東部で9日、ユダヤ系食品店に人質を取って立てこもり、警察の突入で死亡した容疑者が、現場から知人らに電話をかけ、さらなる攻撃を呼び掛けていたことが、治安当局者の話で明らかになった。

 ポルトドバンセンヌ(Porte de Vincennes)の食料品店に立てこもっていたアメディ・クリバリ(Amedy Coulibaly)容疑者(32)は、警察突入時の銃撃戦で死亡した。この際、人質のうち4人も犠牲になった。

 警察は引き続き、クリバリ容疑者の妻アヤット・ブーメディエンヌ(Hayat Boumeddiene)容疑者(26)の行方を追っている。(c)AFP