【1月6日 AFP】自転車ロードレースチームのスカイ（Sky Pro Cycling）は5日、元ツール・ド・フランス覇者のブラッドリー・ウィギンス（Bradley Wiggins）との契約を4月まで延長したと発表した。

 34歳のウィギンスは、4月12日に開幕する第113回パリ～ルーベ（113th Paris Roubaix）に出場した後、2016年のリオデジャネイロ五輪に照準を合わせることになる。

 ウィギンスは、スカイの公式ウェブサイトに声明を出し、「このチームが、私にとってどのような存在であるか、誰もが知っているはずだ」とすると、「これまでの素晴らしい経験がさらに増えることを願っている」とした。

「パリ～ルーベは、私にとって特別なレースであり、スカイのチームカラーでもう一度挑む決心をした。シーズンで最も過酷なレースの一つだが、私の目標は昨年の9位から順位を上げることだ」

「その後、2016年のリオ五輪への準備に完全に集中することができる」

 ウィギンスは、2010年にスカイに加入すると、2年後には英国人として初めてツールを制し、これまで同チームで通算23勝を挙げている。

 スカイのデビッド・ブレイルスフォード（David Brailsford）代表は、「ブラッドリーが、2015年までスカイと契約を延長したことをうれしく思う」と述べた。

「彼は設立当初からスカイの一員で、これまで自転車競技の素晴らしい親善大使として、世界中のたくさんの人々に刺激を与えてきた」

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