【1月4日 AFP】男子テニス、ムバダラ・ワールド・テニス選手権(Mubadala World Tennis Championship 2015)は3日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ(Abu Dhabi)で決勝が予定されていたが、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が棄権したため、第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が今季初のタイトルを手にした。

 ジョコビッチは2日に行われた準決勝でスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を下していたが、この日、発熱があると明かした。

 一方で、前日にラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に6-2、6-0で勝利していたマレーも左肩の痛みを訴えていた。

 マレーは、「何が起きたか分からない。左肩がこんなことになったことはなかったから。かなり痛い。試合の後にサインをしようとしたときは辛かった」と語っている。

 今季最初の四大大会(グランドスラム)、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)の前哨戦となる第27回ホップマンカップ(Hopman Cup XXVII)の出場を前に、マレーは検査を受ける予定となっている。

 一方、ジョコビッチとマレーに敗れたナダルは、2015年最初の公式戦となるカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2015)に5日から出場する。(c)AFP