【1月2日 AFP】米フロリダ(Florida)州で12月31日、23歳の男がおので母親の頭部を切断する事件があった。地元当局が1日、明らかにした。地元メディアの報道によると、男には統合失調症があり、母親の小言に嫌気がさしたことが動機とみられる。

 同州パイネラス(Pinellas)郡保安官事務所の声明によると、母親の殺害を認めたクリスチャン・ホセ・ゴメス(Christian Jose Gomez)容疑者(23)が逮捕され、第1級殺人の罪で訴追された。

 声明によると、オールズマー(Oldsmar)市警察は、ゴメス容疑者が母親の「頭部を切断した」との親戚からの通報を受け、母親の家に急行。同容疑者は母親の遺体を家の外のごみ箱近くに遺棄した上で自転車で逃走していたが、その後、警察により身柄を拘束された。

 複数の米メディアの報道によると、ゴメス容疑者は統合失調症と診断されている。地元保安官がWFLAテレビに語ったところによると、ゴメス容疑者は、いくつかの箱を屋根裏に運ぶよう言われたことに腹を立て、2日間かけて母親殺害を計画し、実行に移したとみられている。(c)AFP