【12月31日 AFP】ソチ冬季五輪の男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が、腹部の痛みのため6週間リンクから離れることになった。国内メディアが31日、報じた。

 報道によると、20歳の羽生は30日、断続的な腹痛を引き起こした尿膜管遺残症の手術を受けた。

 日本スケート連盟(Japan Skating Federation)によると、約2週間の入院と1か月の療養が必要になるという。

 約2週間前にスペイン・バルセロナ(Barcelona)で行われたグランプリ(GP)ファイナルで連覇を飾った時点で、羽生は腹部に痛みを抱えていた。16日の帰国後に医師の診断を受けて、優勝を飾った27日の全日本選手権後に手術を受けることを決断した。

 羽生は、来年3月に中国・上海(Shanghai)で開催される世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2015)での連覇に向けて、回復を目指している。(c)AFP