【12月27日 AFP】世界保健機関(WHO)は26日、シエラレオネ、リベリア、ギニアの西アフリカ3か国のエボラ出血熱の感染者は1万9695人に上り、うち7693人が死亡したと発表した。今月22日の前回の発表ではこの3か国の感染者は1万9340人、死者が7518人となっていた。

 世界全体では、マリで6人、米国で1人、ナイジェリアで8人が死亡するなど合わせて少なくとも7708人が死亡した。ただし、ナイジェリアは10月にエボラウイルスの流行の終息を宣言した。

 また、それぞれ感染者1人が報告されているスペインとセネガルも、流行は終息したと宣言している。両国の患者は、いずれも回復している。

 感染者の多くが集中している西アフリカ3か国の最新の死者・感染者数は、以下の通り。

■シエラレオネ(今月24日現在)
死者 2655人
感染者 9203人

■リベリア(今月20日現在)
死者 3384人
感染者 7862人

■ギニア(今月24日現在)
死者 1654人
感染者 2630人

(c)AFP