【12月26日 AFP】ソニー(Sony)の「プレイステーション(PlayStation)」とマイクロソフト(Microsoft)の「Xbox(エックスボックス)」のオンラインサービスで25日、人々がクリスマスプレゼントを開け始める朝の時間帯に障害が発生し、ハッカー集団がネット上に犯行声明を出した。

 ソニーとマイクロソフトはツイッター(Twitter)で、自社ネットワークに障害が発生していることを認め、サービス復旧に向け取り組んでいると発表した。

 ツイッター上では、「リザード・スクワッド(Lizard Squad)」と名乗るユーザーが、障害は自らが引き起こしたものだと投稿し、自分たちは「国を操ることができる」と主張した。このアカウントは24日に作成されたもので、コメントの要請には応じていない。

「リザード・スクワッド」という名前は、過去にもネット世界を混乱に陥れたハッカー集団の名前と同じ。同集団は、今月上旬に「PSNPlayStation Network)」と「Xbox Live」の両ネットワークをダウンさせたサイバー攻撃を実行したと主張している。

 ツイッター上ではサービス障害に対するいらだちの声が多数投稿されている。マイクロソフトはツイッター上で、サービス復旧のめどは立っていないと説明している。(c)AFP