【12月24日 AFP】14-15NBAは23日、各地で試合が行われ、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)が125-104でミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)を下したが、アンダーソン・ヴァレジャオ(Anderson Varejao)が負傷するという高い代償を払うことになった。

 ブラジル出身で32歳のヴァレジャオは、第3クオーター残り7分24秒の場面で左足と足首を痛め倒れると、スタッフに付き添われながらコートを後にした。

 ケビン・ラブ(Kevin Love)が20得点10リバウンドのはたらきをしたキャブスは、17勝10敗と戦績を伸ばし、ここ15試合で12勝目を挙げている。「ビッグ3」では他にも、カイリー・アービング(Kyrie Irving)が29得点、レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に4度輝いているレブロン・ジェームズ(LeBron James)が24得点の活躍をみせた。

 古巣との対戦になったラブは、第3クオーターで親指を痛めたものの、テーピングをしてすぐに戦列に復帰した。

 ラブとのトレードで、2013年のドラフト全体1位指名のアンソニー・ベネット(Anthony Bennett)とともにティンバーウルブズへ移籍した今年の同1位指名アンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)は、チーム最高の27得点をマークした。

 セネガル代表のゴーギ・ジェン(Gorgui Dieng)は20得点11リバウンドを記録したものの、ティンバーウルブズはこれで5勝22敗となった。

 キャブスは、25日にマイアミ・ヒート(Miami Heat)との対戦が予定されている。ジェームズは、ヒートを退団して以来レギュラーシーズンで初めて古巣との試合を行うことになり、旧ビッグ3のドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)、クリス・ボッシュ(Chris Bosh)と顔を合わせる。(c)AFP