【12月22日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王はこのたび、自分は10年後には今の地位に就いていないだろうとの見解を示した。

 78歳になったばかりの法王は、2024年の五輪招致を目指すイタリアの五輪委員会のメンバーや選手らと会い、「友よ、2024年五輪招致でのローマの成功を祈っています。その時には私はいませんが、あなたたちと、あなたたちの家族に神の祝福がありますように」と語った。

 法王がこのようなことを言ったのはこれが初めてではない。8月の韓国訪問から帰国する際に、報道陣から「自身の世界的な高い評判についてどう思うか」と聞かれた法王は冗談っぽくこう答えている。

「今までに私が犯した罪や間違いのことを考え、得意げにならないようにしているよ。そんなには長くないはず。2年か3年で、神のもとに向かうのだから」

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