イスラム国が殺害の230人、シリア東部で遺体発見
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【12月18日 AFP】英国の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は17日、シリア東部デリゾール(Deir Ezzor)県の砂漠で、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」に殺害された230人の遺体が親族により発見されたと発表した。
同監視団によると、犠牲者の「圧倒的多数」は民間人で、イスラム国が今夏、デリゾール県から敵対する他の過激派組織や反体制派を追い出した後、イスラム国の支配に抵抗したため、無惨にも処刑されたシャイタト(Shaitat)族の人々だった。これにより、これまでにイスラム国の侵攻によって殺害されたシャイタト族は900人を超えたが、さらに数百人が現在も行方不明になっているという。
シャイタト族の人々は、数か月前にイスラム国との戦闘で敗れ村を追放されていたが、イスラム国が出した外出・集会・武器所持の禁止令に同意して村に戻ったところ、親族らの遺体を発見したとされる。(c)AFP