【12月17日 AFP】英国国教会(Church of England)は17日、女性主教を認める歴史的な判断を下したことを受け、リビー・レーン(Libby Lane)司祭を同教会で初めての女性主教に指名した。

 レーン司祭は、イングランド(England)北西部マンチェスター(Manchester)郊外のストックポート(Stockport)の次期主教に指名された。英国国教会では長年にわたって、女性主教の是非をめぐり論争や意見の対立があった。

 指名を受けたレーン司祭は「本日ここにいることは思いがけない喜びだ」と語った。

「私にとって素晴らしい日であり、教会にとっても歴史的な日だと感じている。ストックポートの次期主教として指名を受けたことは大変光栄で感謝しており、またそのような職務を任されたことに少なからずひるんでいるものの、興奮している」と、レーン司祭は述べた。

 またデービッド・キャメロン(David Cameron)首相官邸は、英国国教会の首長であるエリザベス女王(Queen Elizabeth II)がレーン司祭の指名を承認したと発表した。(c)AFP