ソニーへのサイバー攻撃、約4万7000人の情報が流出か
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【12月6日 AFP】米映画製作大手ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(Sony Pictures Entertainment)が受けたサイバー攻撃によって盗み出された個人情報は、著名人を含む約4万7000人分に上るとみられることが、セキュリティー研究者らによって5日、明らかになった。
セキュリティー会社、アイデンティティー・ファインダー(Identity Finder)が行った分析の結果、「なりすまし犯罪をもくろむ者たちに犯行を許す」ことにつながる氏名、社会保障番号、誕生日、自宅住所などといった情報の流出が確認された。
同社のトッド・ファインマン(Todd Feinman)社長は、「分析の結果、最も懸念されるのは、(盗み出された)ファイルに含まれていた社会保障番号のコピーが非常に多いことだ」と話している。これらの番号の中には400以上の場所で見つかったものもあり、「ハッカーたちに、大混乱を引き起こし得るより多くの機会を与えてしまった」という。
ファインマン氏は、こうした情報を含むスプレッドシートやワードなど合わせて601のファイルの流出を確認している。ファイルには、ソニー・ピクチャーズの現在と過去の従業員、合わせて1万5000人以上の社会保障番号などが保存されていた。
ソニー・ピクチャーズはサイバー攻撃を受けたことを今週に入って公表していた。(c)AFP