ファストフード店従業員など全米でスト、最低時給15ドル要求
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【12月5日 AFP】ファストフード店などで働く低賃金労働者が、最低賃金を時給15ドル(約1800円)に引き上げることや労働組合権の要求を掲げて4日、全米各地で1日ストライキを決行した。
カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)、アリゾナ(Arizona)州フェニックス(Phoenix)、イリノイ(Illinois)州シカゴ、ニューヨーク(New York)やワシントン(Washington D.C.)など190以上の都市で、米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)、バーガーキング(Burger King)、ウェンディーズ(Wendy's)、タコベル(Taco Bell)など有名チェーン店の労働者がストライキに入った。
ファストフード店の労働者が初めてストライキを行ったのは2年前だが、今回のストライキには24都市のコンビニエンスストアーやスーパーなどの労働者が初めて加わった。
低賃金の労働者らと彼らを支援する労働組合は、現行の国が定める連邦最低賃金、時給7.25ドル(約870円)を約2倍の15ドルに引き上げるよう要求している。(c)AFP/Veronica SMITH