【12月5日 AFP】希少なステゴサウルスのほぼ完全な全身骨格標本の一般公開が4日、英ロンドン(London)の自然史博物館(Natural History Museum)で始まった。

 約1億5000年前のこの化石は、米ワイオミング(Wyoming)州の牧場で2003年に発掘され、13年12月に米国の博物館から自然史博物館へと移された。化石は全長5.6メートル、高さは2.9メートルある。

 博物館の恐竜を担当しているポール・バレット(Paul Barrett)さんは「完全な形で残っている恐竜の化石は非常に珍しい。これはほぼ完璧だ」とコメントしている。また広く知られているティラノサウルス・レックスとは違い、ステゴサウルスの化石が発見されこと自体がごくまれだという。(c)AFP