ナイジェリア北部で夜明けに爆発と銃撃、ボコ・ハラムの犯行か
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【12月1日 AFP】ナイジェリア北部ヨベ(Yobe)州の州都ダマツル(Damaturu)で1日明け方、イスラム過激派「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が警察を狙ったとみられる爆発と銃撃が発生した。
ダマツルの住民によれば、攻撃が起きたのは午前4時45分(日本時間午後0時45分)ごろで「街全体が混乱に陥った」という。銃を持った大勢の男が押し寄せ移動型の警察宿舎を燃やしたといい、住民は避難し身を潜めているという。
ナイジェリア北部にイスラム強硬派の国家建設を目指し、反政府活動を展開しているボコ・ハラムは、これまでにもダマツルに同様の攻撃を仕掛けたことがある。また今年6月18日には、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝戦の観戦イベント会場で爆発があり、少なくとも21人が死亡した。
前週には同国第2の都市カノ(Kano)のモスクで、自爆攻撃と銃撃が発生し、少なくとも120人が死亡。この犯行にもボコ・ハラムの特徴がみられた。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR