【11月30日 AFP】イタリア・セリエAのウディネーゼ(Udinese)との契約を解除した元スペイン代表のアルベルト・リエラ(Albert Riera)が、ツイッター(Twitter)にクラブを侮辱するつぶやきを投稿したことなどによる、事実上の解雇であることが分かった。29日、ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙が報じた。

 クラブはすでに、「双方の合意の上、契約を解除する」というそっけない声明を発表しているが、リバプール(Liverpool FC)などでプレーした32歳のリエラはその前に、ウディネーゼはこれまでプレーしたなかで「最悪のクラブ」だと投稿していた。

 これによりリエラは、イタリアで1試合も出場せずにウディネーゼを退団することになった。

 フランス・リーグ1のボルドー(FC Girondins de Bordeaux)やトルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)などでもプレーしたリエラは、クラブ会長の意向もあって3月にウディネーゼへの加入が決定。しかし、すぐさまウディネーゼの会長が所有するイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のワトフォード(Watford FC)へ期限付き移籍に出されていた。(c)AFP