黒人青年を射殺した白人警官、退職へ 米ファーガソン
このニュースをシェア
【11月29日 AFP】米ミズーリ(Missouri)州ファーガソン(Ferguson)で今年8月に黒人青年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さん(当時18歳)を射殺したが不起訴となった白人警察官のダレン・ウィルソン(Darren Wilson)氏が、警察の仕事に戻らないことを決めた。同氏の弁護士が28日までに明らかにした。
弁護士は、ウィルソン氏が警察官の仕事に戻ることはあり得ないと述べ、「問題は退職するかしないかではなくいつ退職するかだ」と語り、ウィルソン氏が現在、ファーガソン警察と退職の条件を話し合っていることを明らかにした。
弁護士は米CNNに対し、ウィルソン氏が再び警察官として街に出れば本人かその同僚に「何か恐ろしいこと」が起こるだろうと指摘し、「彼は同僚の警察官を危険にさらすことだけは避けたいと考えている」と述べた。(c)AFP