【11月27日 AFP】アフガニスタン・カブール(Kabul)で27日、英国大使館の車両がオートバイに乗った人物による自爆攻撃を受け、少なくともアフガニスタン人5人が死亡、同大使館の職員ら34人が負傷した。

 自爆攻撃が発生したのは、大使館や軍施設などが並ぶジャララバード(Jalalabad)通り。爆発音は市内に響き渡るほどの大きさで、現場からは煙が高く立ち上った。

 負傷した英大使館職員についての詳細は明らかになっていないが、同大使館の報道官はAFPの取材に対し、「英国大使館の車が狙われ、数人が負傷した」と語った。

 アフガニスタンの副内相はツイッター(Twitter)で、攻撃はオートバイを使った自爆攻撃だと発表した。

 カブールでは24日にも、米軍の兵士2人が死亡する大規模な爆弾攻撃が発生している。また、その前日には東部パクティカ(Paktika)州でバレーボールの試合の最中に自爆攻撃が発生し、57人が死亡している。(c)AFP