【11月26日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)のマタレイヤ(Matariya)地区で25日、アパートが倒壊して少なくとも17人が死亡、3人が行方不明になっている。地元の救急当局が明らかにした。

 カイロの救急当局のトップはAFPに対し、「17人が死亡し、8人が負傷したほか、親族の話によるとさらに3人ががれきの下に生き埋めになっているとみられる」と述べるとともに、まだ調査中だが違法な建設作業が倒壊の原因ではないかと疑われていると語った。

 救急当局によると、人口2000万人を超えるカイロには基本的な建築規則に違反している建物が多く、中には建築許可を取得していないものも多数ある。倒壊したアパートの所有者らは、完成時に7階建てだった建物に無許可で2階分を増築していた。(c)AFP