イスラム国、「同性愛者」として男性2人を殺害 NGO
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【11月26日 AFP】シリア東部デリゾール(Deir Ezzor)県で25日、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が、同性愛者だとして男性2人を投石により殺害したことが分かった。非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が発表した。イスラム国が同性愛を理由に住民を殺害したのは初とみられる。
同監視団によると、男性のうち1人は20歳前後で、イラク国境に近いマヤディーン(Mayadeen)で殺害された。イスラム国は、男性の携帯電話に保存された動画に、男性が他の複数の男性と「みだらな行為」をする場面が写されていたと主張しているという。
もう1人の男性は18歳で、デリゾール市で同様に投石によって殺害された。活動家らはソーシャルメディア上で、殺害された2人は反イスラム国派で、同性愛は2人を殺害するための口実だったと主張している。(c)AFP