【11月25日 AFP】国連(UN)の専門機関、国際電気通信連合(International Telecommunication UnionITU)の24日の発表によると、携帯電話での接続を含めたインターネットの普及率でデンマークが韓国を抜き、1位になった。

ICT(情報通信技術)の分析を専門とするITUによると、普及率はデンマーク、韓国に続き、3位スウェーデン、4位アイスランド、5位英国と欧州勢が上位を占めている。アジアで最も普及率が高い香港(Hong Kong)は、世界順位で9位。米国は14位となっている。一方、下位にはアフリカ諸国が並び、最下位は中央アフリカ共和国だった。

 ITUの報告書によれば、世界全体のインターネット利用人口は今や30億人を超えている。一方、インターネットを利用していない43億人の9割は開発途上国に住んでいる。ただし14年の途上国での利用率の伸びは、先進国の3.3%を上回る8.7%となっている。(c)AFP