マダガスカルでペスト流行、40人死亡 WHO発表
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【11月23日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は21日、マダガスカルでペストが流行しており、これまでに40人が死亡したと発表した。WHOは、人口密度の高い首都アンタナナリボ(Antananarivo)で感染拡大が早まる恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。
最初の感染者は8月31日にアンタナナリボ西部で確認され、それから3日後に死亡した。今月中旬時点の感染例は119件で、うち2%は致死性が極めて高い感染症の一つである肺ペストだった。
ペストはノミの媒介で主にネズミに感染するが、ノミに刺されることでヒトに感染する場合もある。(c)AFP