【11月21日 AFP】米グーグル(Google)は20日、頻繁に訪れるウェブサイトを利用者が支援することで広告が非表示となる新たなサービス「Google Contributor」の試験運用を開始した。

 現時点では、IT情報サイト「マッシャブル(Mashable)」やパンチの効いた風刺で知られる「ジ・オニオン(The Onion)」を含む複数のサイトで限定的に適用されている。

 グーグルはこの試みについて、「ウェブサイトの運営資金を集めるための新たな方法の模索」と説明。詳細について書かれたページには「参加サイトを訪問すると、寄付の一部が同サイトのクリエーターらに届けられます」とあり、また通常の広告スペースには感謝のメッセージが表示されるとした。

 支援者には、1~3ドルまでの月額寄付金の設定が求められるが、煩わしい広告を非表示にすることができる。

 寄付金は、支援者の訪問ベースで各ウェブサイトに分配される。グーグルも一部を取得するが、詳細については明らかにされていない。(c)AFP