運び屋最年少11歳少女を逮捕、カプセル100個摘出 コロンビア
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【11月19日 AFP】コロンビアの警察当局は、薬物の入ったカプセル約100個を飲み込んで欧州へ密輸しようとしていた11歳の少女を逮捕した。麻薬の運び屋として同国史上最年少の逮捕となる。
少女は現在、コロンビア西部の街サンティアゴ・デ・カリ(Santiago de Cali)でカプセル104個の摘出手術を受けた後、病院で保護下に置かれている。
カリ警察のフーバー・ペニージャ(Hoover Penilla)署長は「薬物の種類を現在調べている。様々な点から、大人に利用されたと考えられる」と語った。少女が密輸しようとしていた薬物の総量は500~600グラムに上る。
少女の両親は離婚しており、母親によると、週末に父親と過ごして夜帰宅した際に少女が吐き気を催し、翌朝になっても具合が悪かったため病院へ連れて行ったという。警察は父親の行方を追っている。
国連(UN)の統計によると、コロンビアはペルーと並びコカインの一大輸出国とされる。(c)AFP