【11月17日 AFP】シエラレオネでエボラ出血熱患者の治療中に感染し、米ネブラスカ大学医療センター(University of Nebraska Medical CenterUNMC)で治療を受けている医師について、UNMCは16日、「非常に深刻な容体」だと明らかにした。

 シエラレオネの首都フリータウン(Freetown)から空路で米国に戻ったマーティン・サリア(Martin Salia)医師は15日にUNMCに到着した。UNMCは、米国内に数か所あるエボラ出血熱患者の治療のための特殊な体制を整えた医療機関の一つ。

 UNMCバイオコンテインメント部門のフィル・スミス(Phil Smith)医療ディレクターは、サリア医師の容体について「一刻を争う状況」だと述べた。(c)AFP/Olivia HAMPTON