【11月17日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)は16日、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)への着地時に実験用着陸機「フィラエ(Philae)」がバウンドする様子を捉えた画像を公開した。

 彗星に着陸した際に、表面から巻き上がる砂埃を捉えた画像にはバウンドしたことを示す「影」が撮影されていた。ESAは画像を詳細に調べた結果、機体の影と思われる暗いピクセル部分とそれに隣接する明るいピクセル部分を確認した。この明るい部分はフィラエ本体だという。

 フィラエは、2回バウンドした後に予定されていた地点から約1キロ離れた場所で着陸した。(c)AFP