【11月17日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は16日、予選の試合が各地で行われ、グループAのオランダは6-0でラトビアに勝利した。

 完勝を飾ったオランダは、フース・ヒディンク(Guus Hiddink)監督にのしかかる重圧を和らげ、予選突破に向けて復調した。

 アリエン・ロッベン(Arjen Robben)とクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)がそれぞれ2得点と活躍し、ロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)とジェフリー・ブルマ(Jeffrey Bruma)が1ゴールずつを記録したオランダは、グループ4試合を終えてようやく2勝目を手にしている。

 オランダ代表で自身2度目の指揮を執るヒディンクは、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)前監督の下、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で3位に入ったチームがその後の5試合で4敗を喫したことを受け、ラトビア戦で結果を残せなかった場合には辞任すると示唆していた。

 しかしながら、ラトビアは予選3試合で勝ち点2、得点はわずかに1と、アムステルダム・アレナ(Amsterdam Arena)での番狂わせが起こる気配はまったくなかった。(c)AFP