【11月16日 AFP】14-15フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦、ロシア杯(2014 Cup of Russia)は15日、ロシアのモスクワ(Moscow)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、本郷理華(Rika Hongo)が合計178点でシニア大会初優勝を飾った。

 ショートプログラム(SP)を終えて2位につけていた本郷は、ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet)の楽曲「カルメン(Carmen)」に乗せた見事な演技を披露した。

 今季シニア大会デビューを飾った18歳の本郷は、「驚いてます。勝てて幸せです。浅田真央(Mao Asada)さんのようなスケーターに近づけるようにやっています」と語った。

 FSで118.15点を記録し、合計点とともに自己ベストを更新した本郷は、SPで首位に立っていたアレーヌ・シャルトラン(Alaine Chartrand、カナダ)を追い抜いた。シャルトランはミスを連発し、合計172.00点で3位に転落した。

 初日を終えて3位につけていた地元ロシアのアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya)は、堅実な演技で合計得点を173.43点に伸ばして2位に入った。シリーズ第2戦のスケート・カナダ(2014 Skate Canada International)で優勝したポゴリラヤは、GPファイナルの出場権を獲得している。

 大庭雅(Miyabi Oba)は合計154.57点で6位に入った。(c)AFP