【11月13日 AFP】2015アフリカネイションズカップ(2015 The Africa Cup of Nations)の開催国がモロッコから変更になった件で、フランスでは12日、カタールが代替開催を申し出ているとの報道が出たが、カタール側はこのうわさを即座に否定した。

 カタールサッカー協会(Qatar Football Association)のサウード・アル・ムハンナディ(Saud al-Muhannadi)副会長は、フランスメディアの報道について言及し、「非論理的だ」とコメントした。

「そのニュースは誤りだ」

 フランスのスポーツ紙レキップ(L'Equipe)は12日、もしアフリカサッカー連盟(CAF)が代わりの開催地を見つけられなければ、2022年W杯(2022 World Cup)の開催地であるカタールが解決策になり得ると報じていた。

 ネイションズカップについては、開催地だったモロッコが10月上旬以降、エボラ出血熱の流行を理由に開催延期を訴えており、これに業を煮やしたCAFが11日、同国での開催取りやめと出場取り消しを決めていた。モロッコには、重い罰金などのさらなる処分も下されるとみられる。(c)AFP