【11月12日 AFP】英ロンドン(London)のロンドン塔(Tower of London)で、第1次世界大戦(World War I)の休戦記念日(Armistice Day)に当たる11日、第1次大戦で犠牲となった英兵の数と同じ88万8246本の磁器でできた真っ赤なポピー(ケシの花)で塔の堀を覆うインスタレーション作品が完成した。

「Blood Swept Lands and Seas of Red(流れる血に覆われた陸地と赤い海)」と題されたこの作品は、今年で開戦から100年となる第1次世界大戦の犠牲者を追悼するため、陶芸家のポール・カミンズ(Paul Cummins)氏と舞台デザイナーのトム・パイパー(Tom Piper)氏が制作した。(c)AFP