【11月8日 AFP】14-15NBAのチケット価格は前年と比較して3.4パーセント上昇しており、最も値段が高いのは、マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)でのニューヨーク・ニックス(New York Knicks)戦だということがわかった。

 米シカゴ(Chicago)に拠点を置くTeam Marketing Report社の調べによると、シーズン中のチケットの平均価格は、ニックスが129.38ドル(約1万5000円)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が102.25ドル(約1万1700円)、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)が82.33ドル(約9400円)、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が78.30ドル(約8970円)だった。しかし、この4チームで前年と比べて値上がりしているのは、6パーセント上昇したブルズのみとなっている。

 最も値上がりの幅が大きかったのはロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)で、前年比24.3パーセント増の78.43ドル(約8990円)だった。

 長らくレイカーズの影の存在となっていたクリッパーズだが、昨季はプレーオフ進出を決めて盛り返した。その一方で、ドナルド・スターリング(Donald Sterling)前オーナーによる人種差別発言により、チームはマイクロソフト(Microsoft)の前最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏に売却された。

 TMR社は、4人家族がNBAの試合を観戦した場合の指標も算出している。チケット4枚、ビール2杯、ソフトドリンク4杯、ホットドッグ4つ、駐車料金、プログラム2部、応援用ハット2つを合計すると、ここでもニックスの676.42ドル(7万7500円)がリーグ最高だった。(c)AFP