米男性「大蛇に食われる」、番組宣伝動画がネットで話題に
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【11月7日 AFP】南米アマゾン(Amazon)に住む若い米国人男性が、テレビ番組のために自らを夕食として大蛇に差し出したと明らかにし、インターネット上で話題になっている。
映画監督・冒険家・ナチュラリストの肩書きを持つこの男性はツィッター(Twitter)に投稿された30秒の動画の中でこう語った。「僕はポール・ロソリー(Paul Rosolie )。アナコンダに踊り食いされる初めての人間になろうとしている」。
この動画は12月7日にディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)で放送される予定の新番組「Eaten Alive」のプロモーションのためのもの。
ディスカバリーチャンネルが動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)に投稿した長めの番組宣伝動画では、ロソリー氏は、恐ろしい爬虫(はちゅう)類の腹の中に頭から入るための「特注のヘビよけスーツ」を着用している。
リアリティ番組を扱うディスカバリーチャンネルの広報担当者は6日、AFPに対し、「あの動画は番組宣伝のためのもの」と述べ、全世界に向けて放送される予定の同番組についての詳細は「もうまもなく」発表される予定だと付け足した。
国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、PETA)」のデルシアンナ・ウィンダース(Delcianna Winders)次席法務顧問は、「このばかをのみ込み、恐らくその後で吐き出したこのヘビには、生きるために必要な体力が残らなかっただろう」と厳しく批判し、この番組を放送しないよう要求している。
出版社ハーパーコリンズ(Harper Collins)のウェブサイトに掲載されている宣伝用の経歴によると、ロソリー氏は2013年、国連森林フォーラム(UN Forum on Forests)に出品したドキュメンタリー映画「An Unseen World」で、短編映画賞を受賞している。(c)AFP