【11月4日 AFP】中米ニカラグアで3日、バスの車内に大蛇が現れる騒動があった。

 地元テレビによると、ニカラグア西部レオン(Leon)の大学に向かっていたバスの乗客たちは、ボアコンストリクターという種類の体長2メートルの大蛇が同乗していることに気付き、仰天した。ヘビの存在が分かると、バスは急停止。すると、騒ぎに気付いたフランシスコ・ガルシアさんが大蛇に歩み寄り、身動きがとれないように、数時間にわたり両手で頭を押さえ続けた。

 4時間ほどして政府の動物捕獲担当者が到着。大蛇はケージに入れられて動物園に送られた。

 乗客から「英雄」と称えられたガルシアさんは、もしボアコンストリクターに遭遇しても、こちらから危害を加えないかぎり襲われることはないので「怖がらなくてもいい」と語っている。

 なぜボアコンストリクターがバス車内に紛れ込んでいたのかは不明。(c)AFP