【11月4日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長は3日、ドイツが優勝を飾ったW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝以降、膝の負傷で戦列を離れていたバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)が、年内に復帰を果たす見込みであることを明かした。

 ドイツ代表の主力としてW杯で活躍した30歳のシュバインシュタイガーは、バイエルンに合流してから足首を打撲し、その後、膝の靱帯(じんたい)を痛めた。

 ルンメニゲ社長は、シュバインシュタイガーが来週行われる国際試合の期間中にチーム練習へ復帰する可能性を示唆し、リーグ休暇前の最終戦となる来月19日のマインツ05(Mainz 05)戦で、再びプレーするかもしれないと話した。

 独サッカー専門誌「キッカー(Kicker)」に対し、ルンメニゲ社長は「シュバインシュタイガーは、2014年のうちに実戦復帰するだろう」と述べた。

「すべて順調だ。来週の国際試合の期間中には、チーム練習に合流するだろう」

 シュバインシュタイガーを欠く中、バイエルンは無敗でリーグ首位に立ち、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でも、グループのトップとなっている。

 一方で主将不在のドイツ代表チームは、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選で、ポーランドに敗れアイルランドと引き分けるなどふるわず、グループ3位に低迷している。(c)AFP