【11月4日 AFP】2012年にイタリア中部ジリオ(Giglio)島沖で座礁し、現在ジェノバ(Genoa)で解体作業が進められている豪華客船コスタ・コンコルディア(Costa Concordia)号の船内から、事故で最後まで行方不明となっていた犠牲者とみられる遺体が3日、発見された。同国のメディアが報じた。

 インド人給仕係のラッセル・レベロ(Russel Rebello)さんとみられる遺体は、解体業者の従業員により、8番デッキの客室内で家具の下敷きとなっている状態で発見されたという。レベロさんは、事故で死亡した32人のうち、最後まで遺体がみつかっていない1人。(c)AFP