クジラの死骸で「サーフィン」した豪男性が謝罪
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【11月4日 AFP】オーストラリアの沖合で、漂流していたクジラの死骸に乗って「サーフィン」をした揚げ句、大きなサメの群れに囲まれた男性(26)が3日、自身の「愚かな行為」を謝罪した。
「ハリソン」とだけ名乗っている男性とその友人らは1日、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州パース(Perth)の南の沖合で、すでにサメに食べられたような痕のあるザトウクジラの死骸が浮いているのを発見。男性はボートから海に飛び込み、クジラによじのぼった。
男性はチャンネル7(Channel 7)の取材に対し、「友達とボートに乗っていて、そのうちの一人に、クジラでサーフィンしたら相当面白いんじゃないと言われて、やってしまった」と語った。
浮いた死骸に乗ってあたりを見回すと、サメが周りをぐるぐると回っていたという。危険を察知した友人たちも、ハリソンさんに戻ってくるよう叫んだ。
サメの中にはホホジロザメもいたという。ハリソンさんは、「サメはクジラをかじることに夢中だったので、最悪の状況というわけではなかった」とは言いつつ、死ぬ可能性もあったのであのようなことはもう2度とやらないと誓った。
「もうやってしまったし、またやる必要はない。愚かな行為だった。無礼なことをするつもりじゃなかった」
「母はぼくのことを大ばか野郎だと思っている。父もがっかりしているよ」
(c)AFP