【11月3日 AFP】14NFLは2日、第9週の試合が各地で行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)が43-21でデンバー・ブロンコス(Denver Broncos)に圧勝した。

 ペイトリオッツのQBトム・ブレイディ(Tom Brady)は、4本のタッチダウンパスに成功する活躍をみせ、ブロンコスのQBペイトン・マニング(Peyton Manning)との司令塔対決を制した。

 マニングとの直接対決で通算11勝5敗としたブレイディは、昨季のアメリカン・カンファレンス(AFC)決勝の再現となり大きな注目を集めたこの試合で、一方的な勝利を収めた。

 レギュラーシーズンで通算150勝以上を記録している先発QB同士の対戦は、NFL史上初となった。

 ブレイディは、53本中33本のパスを通して合計333ヤードを獲得し、インターセプトは1本に抑えた。一方のマニングは、2本のタッチダウンパスを含めて合計438ヤードを獲得したものの、2本のインターセプトを喫し、いずれも失点を許している。

 ブロンコスは、この試合で10回のペナルティーを犯したほか、ジュリアン・エデルマン(Julian Edelman)に84ヤードのパントリターンタッチダウンを決められた。さらに、フォースダウン・ギャンブルでは4回とも失敗し、チームの連勝も4で止まった。

 ペイトリオッツは、第2クオーターにブロンコスのミスを突くなど24得点を稼ぎ、前半だけで27-7のリードを奪った。

 ペイトリオッツでは、ロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)が3本のレシーブで合計105ヤードを獲得すると、9本のパスキャッチを記録したエデルマンが、84ヤードのパントリターンを含めて2本のタッチダウンに成功し合計89ヤードを獲得した。

 ペイトリオッツは、第4週でカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)に14-41で敗れて以降、1試合平均40.2得点を記録して5連勝を飾っている。(c)AFP